更年期のサインは「月経不順」が目安になります
更年期年齢を幅広くとらえる動きが出てきました
それにしても更年期は、何歳ごろからはじまって何歳ごろまで続くのでしょうか。
日本の女性が閉経を迎える平均年齢は50歳なので、一般にはその前後の10年間。つまり45歳から55歳を「更年期」といっています。
ただしこれはおお上その目安です。実際には個人差が非常に大きくて、早い人では40代前半で閉経になる人もいます。
日本人女性の平均寿命が85歳まで延びて、閉経後の人上が30年以上もある現在では、更年期の対象年齢を45歳~65歳くらいまで
広げたほうがいいのではないかという考えがあります。
実際、現在の更年期治療は65歳くらいまでの人を視野に入れて行われています。ですから、更年期が遅く訪れた人も「この年で更年期だなんて恥ずかしい」などと思わないでください。気になる不調を「もう年だから」ということで片付けないで、ぜひ婦人科を受診してください。
月経周期の乱れで、更年期に気づく人がたくさんいます
多くの人は、「そろそろ更年期に入りますよ」というからだからのサインがあります。それが月経の乱れです。
卵巣機能が低下すると、それまで28日周期できちんと月経が訪れていた人でも、2週間もたたないうちに次の月経がきたり、逆に遅れがちになったりします。月経の間隔がばらばらで、次の月経の予測が立たず、不意に訪れた月経にあわてることも少なくおりません。
また月経の持続日数にも変化があり、2、3日で終わるなど日数が短くなったり、10日あるいは2週間も出血がだらだらと続いたり。この両方のパターンが、入れ替わり立ち替わりにやってくる人もいます。月経血の量も少なくなる人、増える人がいます。
このように月経が乱れて、しだいに月経の間隔が遠のいていき閉経を迎えます。 月経不順になってから閉経までの期間も一様ではありません。月経不順が2、3年続いて閉経を迎える人、1年くらいの人、中には、あるとき突然月経がなくなって閉経を迎える人もいます。
いずれにしても40代半ばになって、月経周期が乱れたり、口数や出血量が以前と違うと感じたら、そろそろ更年期に入ったと考えて、まず間違いありません。
注意したいのは、この時期、月経不順に上る出血だと思っていたら、その背後に子宮がんや子宮筋腫、甲状腺などの病気が隠れていたということがあること。更年期は、婦人科系など、さまざまな病気も出てきます。
月経が乱れてきたら、病気の有無をチェックするためにも婦人科を受診しましょう。月経不順が更年期によるものであれば、閉経までの間は低用量ピルをじょうずに使うなどして、更年期特有の症状にいめに対処することもできます。
更年期障害のつらい症状と不安を解消
